巡りゆく四季に育まれた、
日本の美意識を織物に映す。

デザイナー・本田純子は、自然や工芸品などからインスピレーションを得て手描きで原画を作成し、 その繊細なにじみを立体的に表現するため、光や風を取りこむ風通織組織などの技術を駆使。 素材にもとことんこだわり、表現に合わせて糸や染料、織組織を厳選して組み合わせ、緻密な行程を 重ねて製品を生み出します。このように一人のデザイナーが企画~デザイン~織物設計まで一貫して 携わり、技術の特許取得なども含めて複雑なオリジナリティを追求しているブランドは、類いまれな ブランドといえます。そして made in japan にもこだわり、帯などに代表される伝統的な織技術を 現代感覚に融合させたファブリックスとしても、屈指の個性を発揮します。現代の日本は和洋折衷 の暮らしであり、デザイナーが目指しているのは西洋の様式にとらわれず、それを破っていく、力強 く新しいファブリックスの創造です。製品には季節の移ろいや光と陰、水や空気の流れといった日本 ならではの自然観があふれ、光の加減でファブリックスの表情がさまざまに変化して楽しめます。 これらによって、日本人が本来もっている美意識や感覚を呼び覚ましていくのが「Sumiko Honda」の 願いです。また、不安定でストレスフルな都会暮らしにうるおいと彩りを与え、希望とやすらぎを もたらすことで、生活する人の心が豊かになることを目指しています。

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Dsingner : SUMIKO HONDA

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