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G-38
金銀や漆などで装飾を施した和紙を糸状に裁断した箔を緯糸として織り込む、西陣織の代表的な技法のひとつである引箔を用いた織物です。黒漆を施した和紙に、焼いて色の変化した銀箔の粉を蒔いて霞を表現。それを糸状に裁断し、緯糸として織り上げました。金箔や銀箔の粉を蒔く文様は、10世紀頃に書道用の和紙に多く用いられていました。
組成
絹 70%、分類外繊維(紙) 30%
生地幅
32cm
目付重量
625 g/㎡
用途
アートパネル
備考
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