細い経糸を揺らがせて織る「経ヨロケ」といわれる織物です。緯糸には軽く撚りをかけた糸を使用し、緯糸間に隙間を作りながら織り込んでいくことにより、経糸や緯糸の独特の揺らぎが透け感のある織物の中に表現できます。非常に薄く、蝉の羽を想起させる織物です。