ゆめ織るEXPO — 万博と織物の意外なつながり —
番外編:エレガントなお買い物 ― 明治の逸品と輸出用ファブリック ―
万博と聞くと思い浮かべるのは、大きなパビリオン会場に近未来を予想させる展示ですが、ちょっとステキなグッズや心惹かれる逸品があれば、欲しいなぁという思いも沸いてくるもの。
ショッピングが楽しいのは明治の頃も同じで、ギフトやおみやげにも出来そうなコジャレた小物や一般販売される商品がたくさん用意されていました。川島織物も万博やその他の展示イベントへ向けて、皿敷(コースター)、ポーチや財布など、多彩なアイテムを手がけ、また、輸出事業の拡大へ向けて、輸出用のファブリックも生産しました。
ゆめ織るEXPO展の番外編として、明治期に制作した輸出用のアイテムを紹介します。日本の美がどのように世界に届けられたのか、楽しんでご覧ください。
- 主な出展
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- 紋織窓掛地「草花文様」 (原画:神坂雪佳) 1904(明治37)年
- 綴織窓掛 織下絵「光琳草花」 (原画:神坂雪佳)明治中期
- 綴織見送(壁掛)原画「木蓮に孔雀」 守住勇魚筆 1897(明治30)年頃
- 装飾用裂地見本 明治中後期