多色で立体的な最高級織物
古典でありながら普遍的な格調高いデザインを、絹糸をベースに本金箔・本金糸など厳選した素材で織ったジャカード織物です。多くの色数を用い、多色で織組織や糸の太細により立体的に見えるのが特徴で、当社の最高グレードの帯に用いている技法です。
明治期に当社の創業二代目である川島甚兵衞が、日本の伝統芸能「能」で使用される衣装に見られる唐織を帯として使いやすく改良した、当社オリジナルの織物です。
1873年にフランスからジャカード機が日本に入り、1877年に日本で初めてジャカード機が製造され、それ以降、西陣織の生産性と表現力が飛躍的に向上しました。そのジャカードを用いた帯地では、当社最高のグレードです。