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京都市左京区岩倉図書館のイベント「親子浴衣着付け教室」に協力しました

2024年7月6日(土)に岩倉図書館(京都市左京区)で「親子浴衣着付け教室」(共催:岩倉図書館、川島織物セルコン)が開催されました。祇園祭や花火大会など、京都でも夏のお出かけが増えるシーズン。今年の夏は親子で浴衣を楽しんでもらえたらと企画されたものです。浴衣の由来と文様の話や関連図書の紹介、浴衣の着方練習、また翌日が七夕であることから笹飾り作りも行い、盛りだくさんなイベントとなりました。

笹飾り作りを楽しむ親子
笹飾り作りを楽しむ親子

“浴衣とはいつの時代からできたものか”などの由来についてご案内し、その後、参加者の方々が持参された浴衣の柄を見せていただきながら、浴衣の柄についても触れました。皆さん「私の浴衣には蝶々が飛んでいるね」「このお花は何の花だろう?」などと、改めてご自身の浴衣の柄をご覧になっていました。

持参された浴衣の柄を見せる参加者
持参された浴衣の柄を見せる参加者

浴衣の由来や柄について学んだ後は、浴衣の着方練習で実際に浴衣を着ていただきました。小学校低学年の児童は、お母さんに手伝ってもらいながら、自分でできるところは頑張っていました。また、大人や高学年の児童は、ご自身で着方を練習し、「今年は浴衣で出かけられます!」と笑顔で話していました。皆さんは練習の成果が出て、とても素敵な浴衣姿が完成しました。

浴衣着付け教室の様子
浴衣着付け教室の様子

翌日は7月7日の七夕であることから、七夕の笹飾りもみんなで作りました。笹飾りには色々な種類がありますが、その中に織姫に裁縫の上達などを願う飾りで、着物の形をした紙衣※というものがあります。古くは京都西陣などでも飾られていたそうです。今年は「京の七夕」と川島織物セルコンがコラボして、川島織物の帯の文様ぬり絵をデザインしました(紙衣のぬり絵ダウンロードはこちら)。参加してくださった皆さんは、とても上手にそのぬり絵を塗って楽しい時間を過ごしてくださったようです。
※かみごろも、かみこ、かみころもなどの呼び名

紙衣のぬり絵を塗る親子
紙衣のぬり絵を塗る親子

最後は笹に願い事も吊るし、記念撮影をして、七夕の前日を過ごしてくださいました。出来上がった笹は、イベント終了後に岩倉図書館館内に飾っていただきました。

岩倉図書館に展示された笹飾り
岩倉図書館に展示された笹飾り

ご参加の方からは「子どもが浴衣を着たいと言って参加しました」「浴衣の着方が分かってよかった。夏が楽しみ!」などの声をいただきました。 川島織物セルコンでは、これからも和の文化に触れられる機会が増えるような活動に取り組んでいきたいと考えています。

関連リンク
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京都市岩倉図書館ホームページ「親子浴衣着付け教室」の開催報告