「手織り工場と川島織物文化館」見学会開催 8月12日(金) 若冲に関するミニ講演会・ワークショップも
お祭りの幕や、劇場の舞台にかかる緞帳を製作する「手織り工場」と、川島織物セルコンの歴史やプロジェクトを紹介する「川島織物文化館」の見学会を開催します。川島織物文化館の館長による講演会やワークショップも同時開催、ご家族でお楽しみいただける内容となっています。
尚、ご来場は事前予約制となっています。ご希望の際はお早めにお申し込みをお願いします。
日程
2022年8月12日(金)
場所
川島織物セルコン 本社 市原事業所
京都市左京区静市市原町265
イベント概要
項目 | 時間 | 定員 | |
1 | 手織り工場と川島織物文化館の見学 | 定員に達しました 定員に達しました | 各回20名 |
2 | 川島織物文化館長 ミニ講演会 「伊藤若冲画を織物にした二代川島甚兵衞」 | ①11:00~12:00 ②14:30~15:30 | 各回20名 |
3 | ワークショップ 「レースうちわ」の制作(参加費500円) | 定員に達しました 定員に達しました | 各回10名 |
お申し込み
予約制となっています。以下より、お申し込みください。
申込フォーム 締切:8月10日(水)15:00
1.手織り工場と川島織物文化館の見学
□手織り工場 ~繊細な ”お祭りの幕” と迫力の ”緞帳” ~
川島織物セルコンでは、カーテン・カーペットなどのインテリア製品や、きものの帯やお祭りの幕、劇場の舞台にかかる緞帳などを作っています。織るものによって機械織りと手織りを使い分けており、今回の見学会ではお祭りの幕、緞帳を作る手織り工場をご覧いただきます。
お祭りの幕は緯糸(よこいと)を一本一本丁寧に織り込んで、細かな図柄を織物で表現していきます。1cmの間に約30本もの経糸(たていと)が通る非常に細かい織物で、繊細な手技をご覧いただけます。
一方、 緞帳は全幅が約24mある大きな機械に、織技術者が横並びで織っていきます。息をあわせて一斉に織っていく様子は圧巻です。
□川島織物文化館
明治期よりモノづくりの研究のために世界中から集めてきた染織品や古書類、また、川島織物セルコンが製作してきた織物に関する原画や試織などの資料を数多く保管・紹介している、 国内最古の企業博物館です。
現在は、昭和初期のきものや帯などの和装品コレクションや、明治期に撮影・収集した写真など、さまざまな作品を展示しています。
2. 川島織物文化館 館長によるミニ講演会
「伊藤若冲画を織物にした二代川島甚兵衞」
江戸中期に京都で活躍した画家・伊藤若冲(1716-1800)。二代川島甚兵衞は、明治37(1904)年にアメリカのセントルイスで開催された万国博覧会に、「若冲の間」を出展。若冲の魅力を織物に表現した経緯や二代の想いなどについてご紹介します。
3.ワークショップ「レースうちわ」制作
製品の製造工程で、どうしても出てしまう余り糸や生地の端材を活用したちょっとエコなワークショップです。カーテン生地にカラフルな緞帳の糸をお好きなようにレイアウトして、オリジナルのうちわを作ります。
川島織物セルコンは、パワースポットとして知られる貴船や鞍馬の周辺に位置し、きれいな水源に恵まれた環境です。夏の京都旅行に、ぜひ川島織物セルコンの本社 市原事業所へお越しください。
- マスクの着用、手指の消毒にご協力をお願いいたします。
- 新型コロナウイルス感染症の状況によっては、開催を中止または内容を変更させていただく場合があります。