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創業180周年記念特別企画「澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛」展 川島織物文化館

創業180周年特別企画   2023年2月24日(金)~ 2024年2月2日(金)

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:木村弘一)は、本社に併設の川島織物文化館(京都市左京区)で、川島織物セルコン創業180周年記念特別企画「澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛」展を2月24日(金)より開催、 「綴織の川島」を支え、大きな役割を果たしたデザイナーの澤部清五郎(1884-1964) が描く、綴織壁掛の原画や織下絵などを展示し、その魅力をご紹介します。

綴織壁掛「末吉船」 1937(昭和12)年

京都・西陣で生まれ、幼少の頃より描くことに長けていた澤部は、四条派の鈴木瑞彦(1848-1901)から日本画を学びます。師・瑞彦の没後は、守住勇魚(1854-1927)に洋画を学び、1904(明治37)年に聖護院洋画研究所に入門、浅井忠(1856-1907)の門下となりました。その後、室内装飾の設計や織物デザイナーとして活躍し、多くの名作を残しました。

当社と澤部清五郎の出会いは、澤部の青年期まで遡ります。澤部の画力に着目した二代川島甚兵衞が澤部に国宝「平家納経」の模写の仕事を委嘱。以来、生涯にわたり川島織物の仕事に携わり、当社のモノづくりの礎を築きました。

本展では、新大阪ホテル(現:リーガロイヤルホテル)に納めた綴織壁掛「末吉船」「阿蘭陀船」の原画や、宮内省御用品の綴織壁掛「舞楽 蘭陵王童舞 納曽利童舞」の原画、京都・智積院にある障壁画で、国宝の「桜図」と「楓図」から取材した綴織壁掛「池塘春陽」「池塘秋映」の織下絵などを展示します。日本の美をモダンなインテリア装飾に昇華させた澤部清五郎の世界をお楽しみください。

川島織物セルコン創業180周年記念特別企画
「澤部清五郎生誕140年 川島と歩む 綴織壁掛」展

会期 2023年2月24日(金)~ 2024年2月2日(金)
会場川島織物文化館
休館日土・日・祝祭日、夏期、年末年始
(川島織物セルコン休業日)
入館料無料
  • ご見学は完全事前予約制です。
  • 川島織物文化館は、新型コロナウイルス感染防止のための対策を講じた上で、運営をしています。ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 詳細は ホームページ をご確認ください。

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