新着情報

「ゆらめく立涌文様」展 川島織物文化館 

川島織物文化館  2024年1月19日(金) ~ 11月29日(金)

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:光岡 朗)は、本社併設の川島織物文化館(京都市左京区)で、「ゆらめく立涌(たてわく)文様(もんよう)」展を1月19日(金)より開催します。本展では、吉祥文様のひとつである「立涌文様」を取り上げ、その豊かな表現や時代の流行にみる、立涌文様のゆらめく世界をご紹介します。

帯地 正絵(図案)「春秋立涌」(明治後期~大正期)

立涌文様は、並列する2本の線の中央がふくらみ、両端が細くなった形を雲気(水蒸気)が立ち上がる状態に見立てた文様のことです。そこから、運気上昇の意味が込められ、縁起の良い文様とされています。新年の幕開けを祝い、本年がよりよい年になることを祈念して、当館所蔵の明治~昭和期の図案や試織から、選りすぐりの立涌文様を65点展示します。

立湧文様の起源は、古代オリエントまでさかのぼり、蔓性植物の忍冬(すいかずら)や葡萄唐草の文様が、波打ちながら横に連なり、それが縦に変容したと言われています。その後、その文様が日本に伝わると、立涌文様となり、当社でも帯や、室内装飾織物で唐草や雲、波頭、花鳥などさまざまなモチーフと掛け合わせた多様な表現の立涌文様が次々と生み出されていきました。1930年代には、昭和モダンと称された生活様式に合わせ、巧みにアレンジした立涌文様も生まれました。

本展では、立涌文様の豊かな表現や時代の流行にみる、ゆらめく世界をお楽しみいただけます。ぜひこの機会に当館へお越しください。

■「ゆらめく立涌文様」

会期2024年1月19日(金)~ 11月29日(金)
会場川島織物文化館
休館日土・日・祝祭日、夏期、年末年始
(川島織物セルコン休業日)
入館料無料
お申込み※ご見学は事前予約制です。見学をご希望の方は、あらかじめインターネットでのご予約をお願いします。
詳細は 川島織物文化館ホームページ をご確認ください。
その他チラシ ダウンロード

プレスリリース ダウンロード