コラム「ファブリックの時間」

ある「時間」に焦点を当て、ファブリックに起こる出来事と、それにまつわる様々な情報をご紹介。その季節に合ったご提案や、より良いセールス活動のために、ぜひ活用ください。

第3回:1月20日午後6時43分、凍てつく窓とドレープカーテン。

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カーテンを衣替えすることで、お部屋に季節感が生まれます。

3月21日は春分の日。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、この日を境に寒さも和らいでいくようです。木々は芽吹き、花のつぼみはふくらみ、風もやわらかくなり、窓から見える景色も変わりますね。カーテンは額縁のようなものですから、冬用のカーテンでは、春らしさも半減します。春風の似合う軽やかなカーテンで、新しい季節をたっぷりお部屋に取り入れて、清々しく新生活を始めてみてはいかがでしょうか?

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冬の間に使ったカーテンを、そのまま収納するのはNG!

カーテンは思っている以上に汚れています。風の通り道である「窓」にあるので当然と言えば当然ですよね。部屋内外からのホコリ、タバコや料理の煙、カビの胞子やダニのフン、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドなど、いろいろため込んでいます。付着した汚れは、カーテンを動かす度にまた空気中に飛散されるので、放っておくのは問題あり。さあ午前10時。お日様が高く昇る前に洗濯しましょう!

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洗濯前には必ず「取扱絵表示」をチェック

まず「取扱絵表示」を見て、「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」があるかを確認しましょう。水洗いOKでも、素材や縫製によって、使える洗剤、水の温度、乾燥の仕方は違うので要注意です。水洗いNGの場合は、クリーニングに出しましょう。

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手軽に洗えていつも清潔「ウォッシャブル」カーテン

その点「ウォッシャブル」カーテンなら、より手軽に家庭で扱えるので便利です。「ウォッシャブル」マークは、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会(NIF)が制定した、厳しい基準に適合した商品にだけ与えられています。洗濯を繰り返しても生地の縮み、色落ち・色あせが起きにくく、乾燥が速いのがメリットで、小まめに洗って清潔さを保てます。川島織物セルコンの多くのカーテンに「ウォッシャブル」マークがついてます。ご購入の際には、ぜひご確認ください。


NIF ウォッシャブルマーク判定基準(カーテン)

試験項目 試験方法 判定基準
寸法変化率 JIS L 0217 103(つり干し)による洗濯・乾燥の繰り返し5回後の寸法変化率を測定する タテ±1%以内
ヨコ±2%以内
染色堅牢度 JIS L 0844 A-2号に基づき試験評価する 変退色4級以上
汚染4級以上
外観 JIS L 0217 103法(つり干し)による洗濯・乾燥の繰り返し5回後の外観を目視で判定する 外観が良好であること

NIF:(社)日本インテリアファブリックス協会

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上手なカーテンの洗濯方法

では、さっそく洗濯しましょう!まず、目に見えるホコリはさっと払いましょう。次にフックをすべて取り外します。そしてジャバラ状に折りたたむ「屏風たたみ」にし、ネットに入れて洗濯機へ。洗濯の後は、脱水を20秒~30秒と短めに。脱水が長すぎるとシワや型くずれの原因になりますよ。最後に、どこに干すか?レールにいつものように吊るだけです。脱水が短めですから、下にタオルか新聞紙を敷くのを忘れずに。でもこの方法なら、雨の日でも干せますね。さあ、春の準備始めましょう。

川島織物セルコンのカーテンをご覧いただけます。


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