5月の第2日曜日は母の日です。今年は5月8日ですが、お母様への贈り物は決まりましたか?「何もいらない」と言うお母様も多いと思いますが、せっかくの母の日ですから、きちんと感謝の気持ちを示したいものです。
さて、以前カーテンの衣替えについてお話ししましたが、これからの季節をより快適に過ごすために、5月から6月頃はカーテンを春夏用に変える良いタイミングです。
そこで今年の母の日は、春夏用のオーダーカーテンを贈ってみてはいかがでしょうか?
お母様に心から喜んでもらうために、カーテンは窓にぴったりのものを選びたいもの。
既成カーテンは主に、腰窓用が幅:100㎝×丈:135㎝の1種類。掃出窓用のカーテンは幅:100㎝×丈:178㎝と、幅:100㎝×丈:200㎝の2種類になります。
しかし最近は住宅事情の変化に伴い窓のサイズも多様化し、既成サイズのカーテンでは合わない窓も増えてきています。とくにマンションは、採光性を高めるために3m以上のハイサッシである場合も増えています。
カーテンがインテリアの中で占める割合は、意外に大きいものです。カーテンでお部屋の印象が大きく異なるので、サイズが合わないとインテリアも台無しに。カーテンサイズの正しい採寸方法を知って、ぜひ窓にぴったりのカーテンをお求めください。
「カーテンを採寸するときは、窓枠のサイズを測る」と思っている方も多いようですが、カーテンレールのランナー(リング)の下から測るのが正解です。
通常レール(金属レール)の場合は、レール両端のストップ(端のリング)までの幅。レールの両端に飾りの付いた装飾レール(木や金属製のレール)の場合は、棒の幅(キャップの付け根まで)の幅をもとに、必要な生地の長さが決まります。カーテンのスタイルによって、レール幅の何倍の長さの生地が必要かは変わってきます。
掃出窓の場合は、ランナー(リング)の下から床まで。腰窓は、同じくランナー(リング)の下から窓枠の下までが一般的なカーテンの丈になります。
ただしヨーロッパでは、腰窓の場合にも床までの丈のカーテンを掛けることがあります。冷たい空気が室内に入るのを防ぐことが本来の目的ですが、天井を高く見せる効果もあると言われています。
出窓はレールが手前についているか、出窓に沿って取り付けられているかで違います。
レールの形状を確認して、吊りかたを選びましょう。
最後にカーテンの開き方を選びましょう。陽の入り方、窓の外の風景などに合わせて、カーテンの開き方を選べば、見た目の雰囲気もだいぶ変わります。
カーテンの掛け替えも一苦労ですから、午前中から掛け替えを手伝ってあげる…なんて、もしかしたらお母様が一番喜ぶ贈り物になるのかもしれませんね。