これからの 建築/デザイン を考える 第5回 南馬越一義氏
- INFORMATION
川島織物セルコンが、織物の未来と100年後の当社を考える活動のひとつとして行う「織物屋の試み」展。ファッションデザイナーがデザインしたファブリックを、川島織物セルコンが織って、その生地を北欧家具メーカー フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)の代表作エッグチェアに張り込むという、まさに“織物屋の試み”です。
2020年11月18日(水)~29日(日)に開催した「織物屋の試み展 其の二」では、織物に造詣の深い三原康裕氏(Maison MIHARA YASUHIRO)、ユースカルチャーをクチュールの世界に取り入れたクリステル・コーシェ氏(KOCHÉ)、モダンで温かみがあるデザインを生みだすと評されるロク・ファン氏(rokh)にファブリックデザインを依頼、織物の未来を感じさせる三者三様のファブリックが完成しました。
東京、ロンドン、パリをオンラインでつなぎ、ファブリックのデザインを担当した三原氏、クリステル氏、ロク氏の3デザイナーと、フリッツ・ハンセンの相澤真諭子氏を交え、織物屋の試み展やファブリックデザインについて語っていただくトークイベントを開催しました。
■織物屋の試み展 其の二 オンライントークイベント 1
日時:2020年11月19日(木)19:00~21:00
登壇者:三原康裕氏、クリステル・コーシェ氏、ロク・ファン氏、相澤真諭子氏(フリッツ・ハンセン アジア地区ブランドマネジャー)
■三原康裕
1972年、長崎県生まれ、福岡出身。多摩美術大学美術学部デザイン学科テキスタイル専攻で学び、靴のデザインを始める。1996年に靴メーカーのバックアップによりオリジナルブランド「archi doom」を立ち上る。大学在学中、独学で最初の靴を作り、1997年に自身のレーベル「MIHARAYASUHIRO」を立ち上げる。2000年「PUMA by Miharayasuhiro」スタート(2015年まで継続)。2004年にミラノコレクションに初参加、2007年からパリコレクションに参加。2016年ブランド名を「MIHARAYASUHIRO」から「Maison MIHARA YASUHRO」に変更。
■クリステル・コーシェ(CHRISTELLE KOCHER)
2002年、英国のセントラル・セントマーチン美術大学BAを卒業。Martine SitbonやChloé、Bottega Veneta、Dries Van Notenなどでキャリアを積み、2015年に自身のブランド「KOCHÉ」を始める傍ら、シャネル傘下のクチュールアトリエであるLemarié,のアーティスティック ディレクターも兼任。2019年には、業界で最も権威あるデザイナー賞として知られるANDAM fashion awardのグランプリを受賞。
■ロク・ファン(ROK HWANG)
韓国と米テキサス州で育つ。2010年、セントラル・セントマーチン美術大学BAを卒業。当時、フィービー・ファイロが手がけていたCÉLINEでデザイナーとして経験を積み、2016年に自身のブランド「rokh」をスタート。2018年、LVMHプライズの特別賞を受賞し、2019年秋冬コレクションでパリコレデビューを果たす。
世界的デザイナーが、この織物が生まれた経緯、伝統技術への想い、未来の織物へ期待することなどを語った、楽しい時間となりました。
織物屋の試み展 其の二 —ファッションデザイナー編―
日 時 | 2020年11月18日(水)~29日(日)12:00 – 18:00 |
場 所 | フリッツ・ハンセン青山本店 (東京都港区北青山3-10-11 1F& B1) |
張地デザイン | 三原康裕(Maison MIHARA YASUHIRO)、 クリステル・コーシェ(KOCHÉ)、 ロク・ファン(rokh) |
特設サイト | https://www.kawashimaselkon.co.jp/event/kokoromi2020/ |
プレスリリース | 世界的ファッションデザイナー、フリッツ・ハンセン とコラボイベント開催 三原康裕、クリステル・コーシェ、ロク・ファン 織物屋の試み展 其の二 -ファッションデザイナー編 – |