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日本で初めてインテリアファブリックを紹介した企業博物館

日本で初めてインテリアファブリックを紹介した企業博物館

川島織物セルコンの本社の敷地内に、当社の企業博物館「川島織物文化館」があります。

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川島織物文化館 京都市左京区

川島織物文化館は、織物文化に関する作品や資料約16万点を収蔵する、日本最古の企業博物館です。川島織物(当時)の当主であった初代川島甚兵衞と二代甚兵衞が世界中から収集した裂地(きれじ)や古書、当社が製作した、カーテンや壁紙、美術工芸織物などの原画や試織などを収蔵しています。

川島織物文化館の歴史は、明治22(1889)年、京都の三条高倉に建てた3階建ての洋館「川島織物参考館」から始まります。 明治19(1887)年にヨーロッパを訪れ、室内の装飾に織物が使われている事に感銘をうけた二代川島甚兵衞は、1階・2階で染織品や古書類を収蔵・公開し、3階は室内装飾織物を施した空間にし、室内装飾織物、今でいうインテリアファブリックの提案・展示をしていました。当時、日本ではファブリックを室内装飾に用いるという考えは無く、とても斬新な内装の建物でした。

織物参考館 1階

その後、第二次世界大戦の戦火を逃れるため資料を移転させたため、休館を余儀なくされた期間が長くが続きましたが、1984(昭和59)年に、京都市左京区市原に移転し、現在に至ります。

川島織物文化館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全事前予約制・マスク着用、検温・消毒の実施などをお願いしながら、見学を再開しています。是非おこしください。

川島織物文化館 公式HP

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