帯の種類 袋帯の基礎編 帯メーカーが徹底解説!
- OBI
「おうち時間」に楽しめるぬり絵。今年は振袖用の帯の文様(もんよう)を用意しました。是非、塗ってみてください。
お年玉に使えるポチ袋テンプレートもあります。
近年、大人も楽しめる趣味として人気のぬり絵。塗るだけで美しい絵が仕上がる、気分転換・ストレス発散が出来る、短時間に集中できる、などさまざまな効果があるようで、コロナ禍のおうち時間で注目を集めましたが、それ以前からブームは起こっており、現在も根強い人気があるそうです。
さて、KAWASHIMA Storiesで紹介するぬり絵も5回目。今回は、振袖用の帯のデザインをぬり絵用にアレンジしました。振袖は、未婚女性の第一礼装の着物とされてきた歴史があり、多くはとても豪華に華やかにデザインされています。そのような着物に合わせるものですから、帯も格式高くおめでたい柄を用いることがほとんどです。
今回は、ポチ袋のテンプレートも用意しました。お年玉袋やちょっとしたお礼や心付けなどにお使い下さい。
円形が永遠に連鎖し繋がる ”七宝柄” に花をあしらいました。七宝とは 仏教の教典に出てくる七種の宝の事を指し、繋がる事で円満・調和・ご縁などの願いや人と人の関係が無限に繋がっていくという意味が込められています。
梅や菊は色によって花言葉が異なり、白梅は気品や上品、紅梅は優美や艶やか、黄色の菊は破れた心やわずかな愛などがあります。さまざまな色で意味合いをもたせ楽しんでみてはいかがでしょうか?
「花七宝」 ぬり絵ダウンロード
ポチ袋ダウンロード (A4にプリントアウトして切り貼りしてください)
江戸時代、商家において金銀などを量るために使われていた分銅は、富の象徴として縁起が良いとされていました。分銅の形は蚕の繭をかたどったものと言われており、左右がくびれる円形が美しいことから文様に使用したと伝えられています。
また当時は、両替商の看板も分銅を意匠としたもので、現在では銀行を示す地図記号として使われています。
「宝・分銅」 ぬり絵ダウンロード
振袖とは、女性用の着物のなかでも、未婚の女性が着る第一礼装の着物とされてきたもので、成人式や卒業式、格式の高いパーティーや結婚式・披露宴に招待された時などにお召いただくことが多い着物です。名前の通り、袖が長いのが分かりやすい特徴で、現在、多く見られるものは袖の長さが115cm以上あります。
礼装・正装用にふさわしく着物も帯も豪華で、縁起の良い格式の高い文様が用いられていることが多いのも特徴です。
お正月に縁起の良い文様で、是非、お楽しみください。
※これらのデザインはぬり絵としてお楽しみいただく事を目的としています。転用・転載はお控えください。
関連記事
おうち時間を楽しもう! 着物の帯に登場した花文様のぬり絵
着物の帯の「吉祥文様」のぬり絵 おうち時間を楽しもう!
「夏を楽しむ」帯の柄 ぬり絵 おうち時間を楽しもう!
帯には動物も登場、動物モチーフぬり絵 おうち時間を楽しもう!