祭りは神を迎えおもてなしをする儀式として自然発生的に誕生し、日本各地にはそれぞれの地元に特色を持った祭礼が伝えられてきました。
祭りを彩る神輿(みこし)や山車(だし)の飾り幕や装束にきらびやかな装飾を施し、その時々に入手できる最上級の織物を用いて華美を競いあったのも、常に神々に最高の礼をつくすためのものでした。
おかげさまで川島織物セルコンでは、明治期より地元京都の祇園祭をはじめ全国の貴重な山車幕・装束の復元・新調に数多く携わってきました。
当社は創業以来技術の研究開発に努め、祭礼懸装品のように文化財として価値を持つ染織品の製織技法や図柄・意匠についての確かな伝承の技術は他の追随を許さないものと自負しております。
このホームページでは、より多くの皆様に当社祭礼品事業の情報をお伝えしたいと考えております。
また、織物を通して祭を見ることで、皆様にとって新たな祭りの楽しみ方が増えれば幸いです。
株式会社 川島織物セルコン
取締役
身装・美術工芸事業部長 奥 野 信 三
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