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本社 市原事業所に併設の川島織物文化館では、モノづくりの研究のために世界中から収集してきた染織品や古書類、過去に製作した作品の原画や資料など、約16万点を所蔵しています。長い歴史と共に歩んできた「織物」の素晴しさを後世に伝えるべく、これらの資料や当社が手掛けてきた歴史的なプロジェクトにまつわるエピソードを通じて、織物の魅力やこだわりのモノづくりを紹介しています。
織物を継承していくことも当社の使命と考え、織物製作と技術習得をめざした織物専門の教育機関・川島テキスタイルスクールを運営しています。年齢・性別・学歴・国籍を問わず、織物を学びたいという方へ、多様なスタイルで学べるカリキュラムを提供しています。
旧時に作られた織物の調査・研究を行い、製作当時の姿になるべく近い形で作り直す “復元新調”を手掛ける等、染織技術の継承に注力しています。長きにわたり培ってきた技術を後世へ受け継ぐべく、伝統工芸士の認定取得の推奨や技術者の育成に取り組んでいます。
本社 市原事業所近隣住民の方々や教育施設、寺社、消防関係者などステークホルダーの方々と地域の歴史や連携の必要性などについて対話をおこなう「コミュニティ・ダイアログ」を実施しています。対話を通して社会から当社に対して期待されていることを理解し、信頼される企業となることをめざし企業活動に活かしています。
市原事業所の近隣の小学校の児童を毎年受け入れ、環境学習を実施しています。実際の製造現場の見学を通して、近隣の鞍馬川の水を活用した染めや、地域の大切な川を守っていくための排水の取り組みなどを伝えています。
地域のさらなる活性化をめざし、地元の鉄道会社である叡山電鉄株式会社とコラボレーションし、リニューアル車両の内装に当社のインテリアファブリックを提供しました。また、同社主催のハイキングイベントでは、川島織物文化館をゴール地として提供、休日特別開館も実施しています。
市原の生産工場で出る、余り糸や生地の端材を活用したワークショップなどのイベントを開催。たくさんの方々にご参加いただき、地域住民の皆さんとのコミュニケーションの場にもなっています。
地域の活性化をめざすプロジェクト
川島織物セルコンの本社工場は、京都市の北部・市原という地にあります。市原は鴨川の水源である鞍馬山・貴船山からほど近く山々に囲まれ、様々な動植物を目にすることのできる非常に自然豊かな場所です。この自然の恩恵を受けながら、私たちはモノづくりを続けてきました。
この市原という地域、そして市原でのモノづくりを地域の皆さまにも知っていただきたい、楽しんでいただきたい、そんな想いから2018年に「市原活性化プロジェクト」を立ち上げ、工場見学会やワークショップなどの企画・運営を進めています。
社会貢献活動の推進
織物文化の継承と発展へ寄与
本社 市原事業所に併設の川島織物文化館では、モノづくりの研究のために世界中から収集してきた染織品や古書類、過去に製作した作品の原画や資料など、約16万点を所蔵しています。
長い歴史と共に歩んできた「織物」の素晴しさを後世に伝えるべく、これらの資料や当社が手掛けてきた歴史的なプロジェクトにまつわるエピソードを通じて、織物の魅力やこだわりのモノづくりを紹介しています。
染織に関する教育を提供
織物を継承していくことも当社の使命と考え、織物製作と技術習得をめざした織物専門の教育機関・川島テキスタイルスクールを運営しています。
年齢・性別・学歴・国籍を問わず、織物を学びたいという方へ、多様なスタイルで学べるカリキュラムを提供しています。
染織技術の継承
旧時に作られた織物の調査・研究を行い、製作当時の姿になるべく近い形で作り直す “復元新調”を手掛ける等、染織技術の継承に注力しています。
長きにわたり培ってきた技術を後世へ受け継ぐべく、伝統工芸士の認定取得の推奨や技術者の育成に取り組んでいます。