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人形

 

祭りに使われる人形は、御神体として崇められる場合が多く、 歴史的にも貴重な文化財とよばれるものも多数あります。
 ここでは、貴重な人形の復元作業を紹介しています。(※)

 

【修復前】

復元前の衣裳をはずしたところ。
キズや汚れが目立ちます。 
【胡粉剥奪】

胡粉を剥がし、乾燥させたのち木素地を補修しガラス性の目玉を新調します。 

 

 

【胡粉上塗り】

胡粉地塗り(2回)、胡粉中塗り(20回)、胡粉みがき、胡粉彫刻、胡粉上塗り と時間と手間をかけ丁寧に補修していきます。

【化粧】

手や胴体も同様に補修し化粧をほどこし人毛を植付けたところ。 

 

【復元後(完成)】

衣裳や小物も新たに新調、人形が作られた当時の輝きを取り戻しました。

※参考写真は、長野県池田町・池田八幡神社礼祭(9月23日・24日) より